2007年8月18、19日(土、日曜日)幕張メッセにてキャラホビ2007(以下キャラホビと略)

が開催されました、以下はその模様のレポートです。

当イベントでは各種限定アイテムの物販、声優のトークショー、新作アニメの発表、

プラモデルやフィギュアの新製品の発表、模型雑誌の作例展示等が行われてました。

このレポートにおきましては、なるべくモデラー的な視点でガレージキットの紹介を中心に

お送りしたいと思いますが、まずは会場の面白い展示を見て下さい。

↑ガンダム立佞武多(たちねぷた)です。らっせらーらっせらー、のあの佞武多です。よく出来ています。

夜の屋外で見たらさぞかし綺麗でしょう。

後ろは排気煙の造形でうまく強度や剛性を保つよう工夫しているようです。

↑潟vレックスの木彫ガンダムです。ガンダム好きのお大尽さんが床の間に飾るのでしょうか?


↑造形作家kogoro(倉田光吾郎 こうごろう)氏による鉄製の1/1スコープドッグです。

製作過程のブログは今でも閲覧可能です。「1/1ボトムズ」で検索すれば見つかるはずです。

以前、水道橋の展示会で見て以来ひさしぶりの再会です。あのときは会場が狭かったのですが、

広い会場で見てもやっぱりデカイ。こんなのがリアルに暴れだしたらイヤだなあ、とか

降着姿勢は途中で絶対前に転ぶだろう、とか思いました。

 

 さてここからはガレージキット等の紹介です。今年は当日版権に基づく展示、販売は

18日、19日の二日間に分けて行われました。

 初日の18日はキャラホビマーケット アマチュアとして比較的小規模なディーラーさんが出展しています。

正直なところ参加されているディーラーさんはかなり少ないです(ワンフェス等に比べて)。

 キャラホビはガンダム関係の当日版権が認められる唯一のイベントです。

言い換えればガンダム関係のガレージキットを作っても年一回しか販売機会が無い訳です。

その上ガンダムのメカ物は相当マイナーな物まで企業によるプラモデル、完成品フィギュアが発売されるので

比較的安価なそれら商品と比べて存在意義が厳しく問われるのです(消費者から)。

 そのような厳しい状況下で敢えて参加するディーラーさん達はそれなりの覚悟と意地を持って参加

されており、数は少ないながらも造形完成度の高いディーラーさんが多く、見ごたえのある

即売会となっております。

 ↓先ずは アトリエせーぱん さんから。

↑ガンダムコレクション1/400ムサイ級巡洋艦用の改造パーツです。ムサイの塗装が上手いと思います。

来年発売予定の1/60ヅダも期待大です。



↑M`sさん ゼータガンダム系とヘイズルです。独特なマッシブな造形のアッシマーは魅力的です。


↑ 戦艦屋 さんです。組みやすいように船体が中空の一体成形になっています。


↑Lapiz さんのプルツー、かわいいですね。


↑ポリンキー さんのGMストライカー。GMなのに強そうです、多分グフに勝てそうです。


↑STUDIO ANGEL さん。セクシーです。


↑水着天国さんは撮影者で大混雑。開場してすぐに完売してしまったようです。


↑RGM計画さん。GMに対する情熱が感じられます。


↑EXEED さん。ルルーシュ・ピンキーが眼を引きます。


↑G.S.S さん。SEED系のメカです。SEED系はUC系に比べると発表するディーラーが少ないので貴重な存在です。


↑ドタンパデキャンセル さん。テッカマン2種は可動するようです。あまり立体化される事の無い作品で、

昔発売されたプラモデルも絶版状態なのでファンにとっては嬉しいアイテムです。



↑アーキタイプ さん。クラッシャージョウのミネルバ号とザブングルのウォーカーマシン2種です。これらの作品を知っているのは

30台40台の人でしょうが、ウォーカーマシンは今の若い人も結構面白がってくれるようです。



↑MRDさん。まずSEEDのジェネシスの立体化にビックリ!見事な工作です。

卓内の人に質問したところ、基本的にプラ板を使った工作で、六角模様の凹レンズ部分は

モデラ(パソコンに繋いで削り出しをする機械)を使ったとの事。

これを買った人はラビアンローズも持っていると見た。



↑J-cube さん。ZZガンダムと陸戦ガンダムはペーパークラフト。紙工作でここまで作れるって凄いと思いませんか皆さん!


↑ミラージュオーシャンさん。写真は上手く撮れてませんが、とても精密感のある造形です。

サラミス級は完売してました。



↑MERSAさん。 ここも撮影者が多かったので、詳しくは他のイベントレポを見て下さい。

白状すると撮影し忘れました。スミマセン。



↑コスプレ撮影ゾーンにZZガンダムさんが居ました。暑い中、冷却液(ペットボトルのお茶)を補給しながら。

撮影に応じてくれました。



↑ジオン軍御一行様。カッコイイね。


↑ラクス&ミーアさんの一団。


↑企業ブースに居たルルーシュさん。撮影を頼むとちゃんとポーズを決めてくれます。


↑こちらはコスプレというよりコンパニオンさん?


↑鉄子の旅のプロモーションだったとおもいます。

てゆうか、どこがモデラー的視点だよ!という声が聞こえてきそうです。



↑ドコだったか忘れましたが、ヤマタクこと山田卓司さんのジオラマ(今風に言うとダイオラマ)が

よく見えるように展示されてました。フィギュアの塗装や植物の生え具合など溜め息が出るような

美しい見事な作品です。



↑マスコミでも報道されたプラチナガンダムです。警備員が2人で着きっきりでした。

余り近寄れないのでズームで撮ってます。



↑オーバーダード、FIELD、ドラガンボーズGTさん3卓に分かれてますが一つのディーラーとみて構わないでしょう。佐藤好人、佐藤弘氏による

造形です。独特の柔らかいラインで造形された人物フィギュアもさることながら、1/60の巨大なガンダム・マドロックとグフカスタムも目を引きます。

私事ですが始めて買った完成品フィギュアが佐藤弘氏の彩火之記(私服版、ユージン製)だったので、思い出深い原型師さんです。

 フィギュアの顔がどこか優しげな所は昔と変わりません。

以上でキャラホビ1日目(18日)のキャラホビマーケット・アマチュアの紹介を終わります。参加ディーラーが少ないとはいえ、コレがすべて

というわけでは有りません。例によって紹介しきれなかった(撮影し忘れた)ディーラーさんもかなり有ります。

 

ここからはキャラホビ2日目(19日)キャラホビマーケット・プロの紹介です。プロと言っても参加ディーラーは個人から

企業までいろいろあり、あまり厳密な区別はないようです。

↑高品質なキャラクタードールで有名なアゾンさんのブースです。上のほうの灯里(ARIA The NATURAL)とフィーナ(夜明け前より瑠璃色な)は

かなり大きなもので60センチ位の大きさです。スケールを生かして髪の表現などがかなり自然に出来ています。

イベント限定品は画像の2体のほかにカガリも有ったのですが完売していました。



↑リリックスさん。 キャラホビならではの限定アイテムで会場に花を添えていました。


↑シリコントライブさん。流麗かつ精密感あふれるキュベレイ三種。購入には身分証の提示が必要でしたが、コピー品を売るなどする

不埒な購入者を排除する為のようです。



↑潟[ロさん。後に紹介するスタジオレックレスがガンダム・GM系が中心に対し
ジオン系MS中心のラインナップです。どれも見事な造形です。


↑アトリエ彩さん。今年はPVC完成品のフィギュアは無く、レジンキットでラクスとミーアのキットを販売していました。

↓最後にスタジオレックレス(RCベルグ)さん。相変わらず開場、即完売の人気ディーラーさんです。どれも1/144スケールで小さいのですが

緻密な造形で見る者を魅了する逸品ばかりで大勢の人が欲しがるのも納得です。

この日(8/19)キャラホビ体験村というスペースでスタジオレックレス主催によるガレージキット初心者教室が開催されました。

教室のもようはこちらです(画像無しの文字だけレポですが・・・)。


↑会場で見掛けたガンダムさん達。

↓最後にアトリエ彩のミーアキャンベルを大きな画像でお楽しみください。


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