えー、キャラホビ2008でこのキットを買いました。



紅蓮弐式(グレンニシキ)フルカラーメッキバージョン、バンダイブースで買ったイベント限定
キットです。お値段3800円。
一緒に売っていたガンダムとかザクとかの限定キットは売り切れていたのにナゼかこのキット
だけ最後まで売れ残ってました。私が欲しがるキットは毎年この調子、なんでだろ?

ちなみに紅蓮弐式というのはコードギアスというテレビアニメに登場するロボットです。


↑キットの中身はこのようになってます。殆どのパーツがクロームメッキされていて
さらにその上からクリアカラーで塗装されていてギラリと妖しく輝いてます。

パーツが擦れて傷つかないようにランナー1枚ずつビニール包装されていて
なかなか手間の掛かったキットです。

↓ロボと同スケール(1/35)のカレンというパイロットのフィギュアが付属します。
これが小さいながらよく出来ています。
髪側面が抜きの関係でノッペリしていたので彫刻刀とナイフで彫ってみました。



↓塗装はこんな感じで、@先ず顔の肌色をレドームで塗り、A顔部分をねり消しでマスキングして
Bスーツをあずき色で塗ります(ここまでラッカー系エアブラシ)。


↓で髪とかスーツのプロテクター部分とかをラッカー系筆塗りで、
眼をエナメル系筆塗り、スジボリ部にエナメル黒を流す。
はみ出しを除去しやすい様に下地をツヤありで塗っておきます。

着色が終わったら全体にセミグロス・クリアーを吹いて艶を整えます。

↓1.2ミリプラ板でベースを作り黒く塗ってフィギュアに取り付けてみました。

このフィギュア、塗装が結構めんどくさいけど良く出来ていて、塗り上がると楽しいですよ。

以下、塗装に使った塗料の解説。なるべく混色しない方向でセレクトしました、メンドクサイから。

↑左から318番レドーム:顔、81番あずき色:スーツの基本色、ガイアカラー019番ラベンダー:プロテクター部分、
同016番ブリリアントピンク:髪の下地、14番ネービーブルー:靴。

↓髪の色は適当な色が無かったので63番ピンクに80番コバルトブルーを混ぜて作った。


↓ブラックは眼とスミ入れ、フラットグリーンは瞳、フラットホワイトは瞳のハイライト、
最後に181番スーパークリアーで艶を整える(良くかき混ぜて吹くこと)。


↓フィギュアが塗り上がったら組み立て開始。

パチ組み、楽しい。

頭部カメラアイの部分はシールが付属しますが塗装しました。

↑先ずグロスブラックを吹いてマスキングしてシルバー、マスキングを剥がして
全体にクリアグリーンを吹く。

クリアグリーンを吹いてからマスキングを取り除くより上記の手順の方が境目が綺麗に仕上がると
思います。


↑使用した塗料2番ブラック、SM06クロームシルバー、138番クリアーグリーン。

↓右腕の鍵爪部分は着色されてないメッキ地肌のままでした。ここを青っぽくしたら重厚感が
出るのではないかと思い、塗装してみました。


↓@ガイアカラーの蛍光ブルーをエッジ部分に吹いてやります。
すると吹かなかった部分がザラザラになってメッキの質感がパーになってしまいました。
Aそこで透明クリアーを全体に、ややタップリ目に吹いてやると全体にツヤが出て
メッキの質感が戻りました。


↓こんな感じになった。


↓使用した色。



↓脚部には油圧シリンダー風のディテールがあるので一部塗装をシンナーで除去してみました。
先ず、除去する部分以外をマスキングします、塗装面にシンナーが付かないように全体を
しっかりマスキングします。


↓爪楊枝の先にティッシュを巻きつけてシンナーを含ませて慎重に塗膜を落とします。







↑こんな感じになりました、多少はディテール感が増したと思います。

腰の部分に軟質素材のベルトが付くのですが、ベルトのバックル部分をソフビカラーの銀で
塗ってみました。


ソフビカラー(ブイ・カラー)を使うのは初めてです、マスキングで綺麗に塗り分けられるかどうか、
ランナー部分でテストしてみました。
厚塗りしなければ綺麗なハードエッジ塗り分けが可能な様です。

↑厚塗りした部分は曲げた時に剥離し易い事も分かりました。

↓と言う訳で、なるべく薄く吹きました、サッと色が付いたら吹き止めます。

↑ベルトの塗り分け完了。

↓十手状の武器が手首と一体成形で同色なので油圧シリンダー同様の手順で
塗装を剥がしました。


↓ブレード部分にクリアイエローを吹き、


↓柄の装飾に蛍光ピンクを筆塗り。


↓最後にエナメルのメタリックグレーで持ち手部分を筆塗りして完成。


↓完成しました。

う〜ん、ギンギラギンで綺麗だ。楽しいなぁ、なんで売れ残ってたんだろ?



↓コクピットにパイロットが居るってのはやっぱり楽しいね。


↓脚部の車輪を下ろして走行モードの状態。


↓右手の鉤爪はビヨーンと伸びる。

↑思わず「ガチョーン」と言ってしまった貴方はもう若くありませんね。

↓頭部のカメラアイは塗装したけどあんまり見えないね、まぁ自己満足です。


このキット、スタンドが付属します。


↓インスト通りにスタンドを組むとご覧のようにかなり前傾姿勢になってしまう。


↓そこで不要部品のスタンドパーツBを使います、普通に組むと@のようにしか組めませんが
Aの矢印の部分にナイフで四角い切込みを入れるとBの状態に組むことが出来ます。


↓この方が上手く支えられるような気がします。


↓十手持たせてみました、質感がイマイチかなぁ、まあいいや。


↓去年買ったミーア・ザクと一緒に、わたしはスケールモデルは渋い戦車とかが好きだけど
アニメ・メカに関してはこういうバカバカしいほど派手なモノが好きだなぁ。


キャラホビ終わって1週間くらいで組み上げるつもりが、あちこち塗装したりして
随分時間が掛かってしまいました。

まぁ、正直サボってたんですが、もっと勤勉なモデラーになりたいなぁ。

ではまた。2008年10月29日作成

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